チワン族(壮

広西チワン族自治区を中心に人口約1560万人を擁する、中国の少数民族中最大の人口を有する民族。
 漢族との交流が長く、黄、陸、莫、僮などの漢字姓を名のるのが特徴的である。歌によるコミュニケーションを大切にしてきた民族として知られる。

木造の干蘭(高床)式住居はチワン族の伝統である、女性は刺繍に長じる。主な年中行事は模一大王祭と夏の中元節や秋の中秋節である。

 

マオナン族(毛南

広西チワン族自治区に居住、人口約7万2千。
 畑作を中心とする農耕民で、漢族とチワン族の文化的影響が強く、多神崇拝を行ってきた。
 願かけなどの祭礼は「師公」と呼ばれるシャーマンが執り行う。彼らは同じ姓を持つ者同士で村落を形成する。

 

 

 

 

 

 

キン族(京

広西チワン族自治区の西南端に居住するベトナム人で、人口約1万9千人。トンキン湾の沿岸や島で、半農半漁の生活を営む。
 文化的には現在のベトナムの主要民族キンと共通する。
 豊富な口承文芸があり、「独弦琴」はキン族独特の楽器である。                                                       

チベット族(蔵

チベット自治区、青海省、四川省、雲南省、甘粛省などに、居住する民族で、人口約460万人。

チャンタン高原を中心に今なお遊牧生活を続ける人々と、ヤルツァンポ河流域に定住して農業を営む人々に分けられる。

チベット族は、ヒラヤマ山脈の北側に広がる標高三千以上の大地に住む。彼等の先祖達は、七世紀から九世紀中頃にかけてアジアを席巻した王国吐蕃を築きあげた。
 使用言語はチベット語だが、場所によって言葉が違う、方言差は激しい。チベット族は文字を、あらゆる知識の源泉として尊敬する。そして、チベット族のアイデンティティーの源はチベット宗教です。

 

メンパ族(門巴

チベット自治区東南部、インドとの国境地帯に人口約7500人。
 集居地域である錯那県は中印国境紛争地域に当たり、外国人の入境はいっさい禁止されている。
 チベット仏教を信仰するが、ボン教信者もいる。