リス族(傈僳族)

雲南省西北部怒江岸の山地に居住、人口約57万人。
 タイ、ミャンマーにも多くチベット系。多くは漢族ペー族イ族ナシ族などと雑居している。
 結婚狩猟家屋の新築などの際には、弦楽器や口琴などを用いた歌と踊りを欠かさない。

民族名であるリスとは自称で、「高貴な人(族)などの意味があるとされる。リスの文字はラテン文字を基本にした文字である。
 村落は異なる姓氏の家族からなり、”チュオ”と呼ぶ氏族組織を構成し、それぞれ動物や植物のトーテムを有していた。
 
リス族は開墾、新築、狩りなどを開始する前に、必ず占卜を頼み吉凶を占う習慣となっていた。

 

 

ヌー族(怒族)

雲南省西北部怒江流域の海抜3千メートルの高地に居住し、人口約2万7千人、チベット系。

ヌ(怒)ー族は歴史的に怒江と関係が深く、かなり早い時期から怒江の峡谷一帯に居住する民族集団であった。
 ヌー族は農耕を主体としたトウモロコシ、そばなど雑穀類を主食として、村落は大きくて四十から五十戸、小さくて十戸程度です、婚俗については交叉イトコ婚が重視され、外甥は優先的に叔父の娘を妻とする権利を有した。無文字社会であったため、神話や歌謡などの伝統が豊富に保ちされており、宗教は自然崇拝、祖先崇拝を基本とする多神教を信仰してきた。

 

 

 

 

ぺー族(白族)

雲南省大理を中心に居住、人口約160万人、チベット系。
 古来王朝が栄えた地域。建築技術に優れ大理三塔は有名。仏教徒であると同時に、道教の影響も強い。村落の守護神「本主」の信仰にまつわる芸能が盛んである。